皆さん、こんにちは!loci DTM lab.のラボメン、音口あいです。(以下、「私」または「音口」)
普段私は作曲・耳コピ・アレンジを行っているのですが、時折「どうやって曲を作るの?」「メロディーの作り方がイマイチわからない!」といったご相談をいただくことがあります。
その際、以前は音口独自の作曲方法をお伝えしてきたのですが、我ながら感覚的すぎてこれじゃ伝わらないのでは…とあとあと猛省いたしました(º﹃º )
(私自身は風景や人物の情景などを浮かべて雰囲気からメロディを考えたり、逆にふと浮かんだメロディから情景を膨らませたりして作っているのですが、具体的にどういうことかと聞かれると「フィーリングです」としか浮かびませんでした。言語化が非常に難しいですすいません/笑)
そういったことから、何やかんや模索してみた結果、昔から有名な楽曲やSNSで人気の有名な楽曲などから何かヒントを得られないかと思い至り、この記事を書くことにしました。
有名な楽曲たらしめんとするのは宣伝力・営業力・楽曲が使用されているアニメなどの映像作品の力などいろいろな要因が絡んでこそだと思いますが、それが人に刺さるかどうかは楽曲のポテンシャル(もしくは聴く側の好み)によるものではないかと音口は個人的に思っています。
ゆえに、その「楽曲のポテンシャル」とやらが一体どこから生まれているのかを客観的に理解できれば、感覚のみに頼らず技術的なアプローチでプロの楽曲にも劣らない良曲を生み出すことが可能になるんじゃないかと思ったわけです。
今回は以下の3曲をざっくり分析してみましたので、何かしら作曲のヒントを得るきっかけとなれたら幸いです!
※メイン部分
ソーソ
↑ドー↑レー↑ミー↑ファー ↑ソッ ↑↑ドーー↑シー↑ラ
↑ラーー↑ソ ↑#ファ↑#ファ↑ラ ↑ソッ↑ミーー ミーミ
ミーミー#ファー#ソー ラーーーラッシッ↑ドッ
↑レーーーラッラッ↑ドッ ↑ドーシーラーソー
※サビ部分
↓ラ↓シド
ミ・ド・ド レ・↓シ・↓シ ド・↓ラ・↓ラ ↓シ
ミ・ド・ド レ・↓シ・↓シ ド・↓ラ・↓ラ ↓シ
ミ・ド・ド レ・↓シ・↓シ ド・↓ラ・↓ラ ↓シ ミレ
ド・ミレ ド・↓シ・↓シ↓ラ
※サビ部分
ミソ
ラ・↑ミ・ラーーソラ ーー↑ミラソラ・ミソ
ラ・↑ド・シーーソラ ーーシ↑ド↑レ↑ファー↑ミー
上記のポイントから、隣り合わせの音階が連なっていたり、同じフレーズが繰り返されていたり、特定の音の組み合わせで階段状に上がり・下がりしたりしていることがわかるかと思います。
このように、メジャーな楽曲(主に耳に残りやすいキャッチーな楽曲・口ずさみやすい楽曲)は大抵と言ってもいいほどこういった技がよく組み込まれているんですよね。
ですので、作曲する際はぜひこれらのポイントを意識しながらメロディーを作ってみてほしいです!
ではでは、今回はこのへんで。またお会いしましょうーーー!!